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 今日は、ステーション内の勉強会でした。
先月より、聖路加看護大学 看護実践開発研究センターの訪問看護認定看護師教育課程から2人の研修生がきています。
Ⅰ部は、手指衛生と手袋使用についての理解が深まり必要なタイミングで手袋が使用でき、利用者と看護師を感染のリスクから守ることができるよう、感染対策について振り返りました。
手袋を着用する場面や感染対策の視点における手袋の使用目的など振り返ると同時に
手袋着用を困難にさせる要因について(臨床看護 第33巻第3号「手袋の装着と製品」より)話し合いをしました。
要因の1つに、手袋使用を嫌がられる・・・がありました。
手袋を着用する側にも、指先の感覚が鈍る・作業しにくい、手荒れなどの要因がありますが、在宅では、ご利用者が、手袋使用を嫌がられる事も大きな要因になるのではないかと思います。手袋を着用する理由を、理解・納得していただけるように説明することが必要な場面もあります。
それは、私たち自身が、感染の源にならないためにも必要であるということです。
それぞれの判断によっての着用もあり、今後、感染対策の基本的な考え方である、スタンダード・プリコーションの理解を深めることから、感染対策について、感染委員につなげていくことにしました。
Ⅱ部は、理学療法士(PT)からのレクチャーでした。

日ごろの業務からも感じていたことですが、神経心理循環(脳解剖から学べる高次脳機能障害リハビリテーション入門)に基づいて考え実践しているんだな~と改めて思いました。呼吸を楽に、意識・覚醒のもと、運動・姿勢につながっていくこと。

そしてPTは筋肉を介してのアプローチであると。看護師も合併症の1つ、廃用症候群予防のために臥床から坐位へ、座位時間の確保が重要であると考えていますが、PTとしても、坐位姿勢が立位、歩行においても基本となり重要であることが理解されました。体の歪みをはじめとした視点を新たにしながら、坐位に取り組んでみようと思います。
とっても良い勉強会になりました。