予想も出来ない、東北地方太平洋沖地震が発生してから1週間が過ぎました。
皆さんどのようにお過ごしでしたか?
私は新規の訪問先に車で向かっている矢先に揺れを感じました。
始めは強風に軽自動車があおられているのかと思いましたが、止まっている
大きなバンが大うねりに揺れていることで、地震!と思い道路の端に止まり、
窓を開けて様子をみていました。
新規の訪問先は停電し、暖房が利かず食事も思うように取れない状態の方でした。
時間はまだ日中でしたが、懐中電灯で書類の整理をしたり今後のことを打ち合わせを
していました。
ご利用者の方が、もう少し暖かく明るい部屋ですれば良いのに・・・と言ってくださいました。
私:でも、また地震が来た時は一緒に避難しなければなりませんから傍に居ないとね・・・
そんな会話をして5時過ぎにステーションに帰ってきました。
幸いステーションは停電になりませんでしたが、電話が使用できませんでした。
ご利用者の安否確認は外に出ると車は渋滞し身動きできない状況でした。
翌日、電話が開通しましたので、ご利用者の皆さんの安否確認をしました。
呼吸器装着者は病院に入院出来ていました。
酸素療法の人は酸素ボンベに切り替えていました。
この方々に限って停電になってしまいました。
そんなさ中で、素敵な在宅での看取りがありました。
その後、東電が輪番停電を行う情報が横浜市より入りましたので、協議会の会員に
いち早くと深夜にわたり役員の人とFAXでお知らせを行いました。
1時間余りかかりながらの自転車通勤をしたAさん、いつもより2時間も早くに
出勤したBさん。
毎日、輪番停電による訪問調整やガソリンが不足していることなどで車を使用しないでの
移動手段など工夫して過ごしました。
いざとなっての対応について、いろいろ課題が明確になりました。
システム的に環境を整える事は沢山ありますが、自ら出来る事はなにか?
先ずは、情報・連絡をいかに伝えあえるか?
それも、いかに身近の人と連絡が取り合えるか?
コミュニティの活性化と無線が使えるようにしておくことはどうだろうか。
頭の中は一杯です。
みんなで考えましょう。行動に移しましょう。
買いだめしないで・・・