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悠の木の介護職員になって今月で5ヶ月。
ヘルパー業務のメインとも言える調理が苦手な私にこの仕事が務まるか不安でした。
奥様に先立たれ、お一人で生活されデイサービスに行かれる以外はご自宅で過ごされていらっしゃる方。
ラジオやテレビがないお宅。
近所のゴミ収集場の整理整頓やコンビニへ買い物に行く事を日課としている方。
デイから帰宅されるとご自分で洗濯をされていらっしゃる方など、私なりに苦手な調理など必要とされる業務をを一生懸命してきました。
ある日の訪問時、ご利用者が、昔のお話をよくされていたのに口数も減り浮腫みがでて目も開かない状態になっている事に気付きました。
いつものご利用者様の体調に変化がみえました。
最初のうちは、暑さの中クーラーもつけず水分もあまり摂られていない事が原因で浮腫んできたのかと思っていました。
ご利用者の隣で記録を書いていたところ息遣いが荒く、呼吸も深く・・・とても辛そうでした。
ただならぬ気配を感じ、すぐにサービス提供責任者へ報告しケアマネジャに伝えてもらい病院へ行かれました。
結果“心不全”で即入院。
大事に至らなくて本当に安心しました。
今回のような事が起きるままでは、指定されたサービスを時間内に終わらせる事が自分の中で課題でしたが、そうではなく日々ご利用者様の状況を観察する事はいかに重要かが解りました。
大事に至らず帰宅された今、これからの生活がいかにご利用者様にとって充実した生活が送れるかが自分の課題にもなりました。