訪問回数の多い重症なご利用者が亡くなりました。
献身的なご家族の手厚い介護を受け、最終的に皆さんに囲まれご自宅での
ご臨終となりました。
今まで甲斐がいしく介護されていらしたご家族のこれからが心配です。
ご利用者を中心として暮らしてきたのですから、生活のリズムは全く異なり、
何よりも大切なご利用者が目の前にいらっしゃらない寂しさがあることでしょう。
いつかはお別れがありますが、いざとなった時、その、心境は計り知れないものでしょう。
私達も毎日お顔合わせをしていたようで、寂しい気持ちでいます。
回数多く介入していましたので、その枠が新しいご利用者で埋まるまで、なぜか、
訪問に行かなくては、と想うものです。
私達には新しい出会いがありますが、ご家族はご利用者の思い出を糧に、
これからそれぞれの役割も変わりながら日々暮らしていかれます。
しばらくは、おからだを休めて下さい。
どうか、ご利用者の分まで、お元気でおすごしくださいますようにと、心より祈願して
今日も一日終わりました。