11月6日は、日本訪問看護認定看護師協議会の総会がありました。
発足して2年目と言う事もあり、事業計画、運営はまだまだよちよち歩き。
今年はホームページを作成することが決まりましたが、現在は日本訪問看護振興財団の
ホームページ上(http://www.jvnf.or.jp)に設立趣意書等アップされています。
それが終わった後は、聖路加看護大学認定看護師教育課程訪問看護コースを卒業した
第1期生の集まりがあり、私も含めて各々の近況報告会が行われました。
遠くは佐賀県から参加した仲間もいました。
目標を自ら立て、5年計画で取り組もうとしています・・・
教育に携わっています。プレゼンテーションも慣れてきました。
講演依頼を受けたり地域の活動に参画しています・・・
自分のステーションばかりではなく、地域を意識することができるようになって
活動しています。
退院調整部門に移動となり現場がなくなりました。少し考えています・・・
など等、一緒に学んでいたころに比べてみんな元気に闊達になり、自分の言葉で語り、

「気」が入っているようでした。

翌日は、「訪問看護サミット2010」に参加。
パネルディスカッション  テーマ 「どうなる、どうする訪問看護」について
6党の衆参議員のパネラーの発表・意見交換が行われた。
いろいろな考えをそれぞれの立場で発信され、今後、訪問看護が地域医療で担う役割は、
ますます大きくなり期待されることも十分に伝わった。
そしてこれは、皆さんが表現こそ異なっていましたが、働く環境(人的・教育・報酬面等)作り
の為には政治が責任を持たなければならないとも発言されていました。
私たち看護職は、目の前に病んでいる人がいればそのままには出来ず、何はともあれ
手をかし一緒に考え、病んでいる人の健康・命に携わる。
知らず知らずのうちに大変無理をしている。そして疲れ果てて退職してしまう人もある。

・・・最期のファシリテータの伊藤雅治先生が言われたとおり、政権交替で変わることなく、訪
問看護が地域医療計画の中でどのように位置付けられていくのか、与野党が一体となって向
き合って検討していくことが大事ではないか・・・と。

訪問看護にあけくれた2日間でしたが、与野党が一体となって今後の訪問看護推進が行わ
れることを心より願がうばかりです。