訪問看護セミナーの初日が5日に行われた。
今年は1コース 平日 保育なしで行われ、お問い合わせは何人かありましたが
結局j当日の受講者は8人でした。
私は、「訪問看護について ~ 制度と動向~」についてお話させて頂いた。
少し固苦しい内容になってしまいましたが、皆さん真剣に聞いてくださいました。
協議会の役員の人を目の前にしてお話することは緊張しますが、役員の人も
興味を持って聞いて下さった。
訪問看護の始まりは、在宅看護の芽生えから⇒公衆衛生看護の発展⇒看護サービス
としての訪問看護⇒自治体としての訪問看護の開始⇒公立病院を基盤とした
訪問看護⇒在宅ケア体制の推進⇒法律改正による訪問看護の拡大という経緯が
あっての今日に至っているそうです。
1886年(明治19年)京都同志社の新島 穣さんが京都看護学校を設立し
巡回ナースの要請が始まり、貧困家庭を婦人伝道師と共に訪問して看護したのが
始まりと。(在宅看護論  第5版  木の下由美子編著)
1991年、老人保健法の改正により1992年、老人を対象として居宅において訪問看護を
提供した場合、初めて療養費として算定できるようになったのです。
長い道のりでしたが、今は在宅医療においてはなくてはならない存在であり、
社会的責務を担っています。
セミナーは4日間コースで、次回は訪問看護ステーションの実習です。
交通の便が良いということで当ステーションに2人実習に見えます。
いまから楽しみです。
受講者の皆さんがお互いに同期の様な関係性が作られ訪問看護に携わって
いかれたなら良いな~と思いますが。
私たちも訪問看護の楽しさや、やりがいが伝えられるように頑張りましょう。