今日は3つのことを書きます。
1つは、情報公表制度です。無事終わりました。
今年は、昨年に比べて、マニュアル等の提示は不要になり少し楽になりました。
しかしながらやはり、ケア項目についての記録物の準備に時間がかかりました。
でも、有能なスタッフの手助けで今までよりもずっと容易となりました。
来年は4割の事業所が対象になるような事を聞きました。
記録の書き方などいろいろ考えさせられましたが、どのようになっていくのでしょう
か・・・?
2つ目は、入院中のご利用者の今後についてのカンファレンスについてです。
介入当初より生活環境に課題が多く、関係者みんなが困惑し悩まされたりしました。
在宅療養は無理ではないか・・・、でも、ご利用者の気持ちはどうなんだろうか・・・?
入院中はどのように過ごされてらっしゃるのかしら・・・?
そんなことを考えながら参加しました。
医師の発言が心に残りました。
「転倒もするだろう。これから寒くなる。暖房・食事の調達や、排泄等に介護の介入が
細やかに対処できるような体制が必要になる。退院にあたりそれらを整えなければ
人道上問題ではないか。
本人は今、穏やかに過ごしている。在宅療養が可能なのか否か、よく検討して・・・」
最もらしい一言に思われてしまうかもしれません。
入院期間の短縮・老老介護・日中独居生活・経済的問題など、在宅療養環境を整える
ことが困難な社会的背景において、関係者も大変多忙であり、ややもすると目の前のこ
とに振り回されて流されてしまう現状があります。
ご利用者に会いました。「家に帰りたい」 (そうなんだ、やっぱり帰りたいんだ)
「ここは優しくしてもらえ良いところだよ。でも、もったいないな~」(遠慮で家に帰りたい
と・・・?)
もちろん病状の安定があってのことですが、環境が整う事でこんなにも穏やかに過ごす
ことができるのか!改めて環境が人に与える影響の大きさに触れ、お金がないといわ
れ制度は変遷されますが、このような時ほど心をよせて丁寧に向きあう事が大切ではな
いかと思いました。
3つ目は、看護師募集についてです。
今、当ステーションでは、看護師とセラピストによるチームケアが充実しつつあります。
身体の機能upはもとより生活の質の保証、言語障害・嚥下機能の回復など、予防的
関わりを始め慢性期、ターミナル期においても有効的にケアが提供できます。
最近、新規依頼が毎日ありますが今はもう受けられない状況です。
より良いチームケアを提供するためにもう少し看護師が必要です。
お時間ある方、お気軽にお問い合わせ下さい。