家から外出する事が困難なご利用者から、選挙にちなんで今年は投票をしたいと、
ご相談を受けました。
そこで、区の選挙管理事務所に相談して見ました。
身障手帳1.2級保持者、要介護度5の方が対象となり自宅投票出来るようです。
しかし、それだけでは投票券がすぐに手に入らず、数回の書類のやり取りが必要であり、
今回、やっと投票日に間に合いそうとのことです。
昨年度まではそんな事考えられなかったと言われてましたが、とても良い事とうれしく
思いました。
大きな社会参加ですから!
そして今こそ一人一人が、政治にきちんと向き合わなければと考えていましたから。
ご自分で、ステーションに電話をかけ、選挙事務所に問い合わせを行い・・・
はじめは、ステーションが間に入りましたが、その後は、ご自身が直接やり取りをされました。
訪問時の会話にも活気がみられました。
身体が不自由でも、考える事や物事の判断が出来る方は他にもいらっしゃることと
思います。
できる機能を日常生活に活かす事がもっとも有効なリハビリであり、
先ず第1歩を踏み出す事が出来るように日々の生活に応じた働きかけを
心掛けていきたいと思いました。