連休も終わり、平常の勤務に戻ります。
先週も6日、7日も忙しかった。
緊急連絡は入りませんでしが、連休中、少し病状が重たいご利用者のことが気になっていました。
しかし連休中は毎日ご家族がマッサージをしたり、食事がいつもより食べられた事を喜びあったりして、心身共にご利用者を支えてくださっていたそうです。
「ありがたい。食事が食べられた事を一緒に喜んでくれ、つらい時はそっと静かに見守ってくれている孫の姿を見て、あ~心を育ててもらえた!私は幸せ!」
一方、ご家族は、「ありがとう」の一言で、何か出来いる事はないかしら・・・と思ったりして
みんなで考えているの。
こんなご家族は最近珍しいくらいになってしまいました。
核家族化、施設志向が高まる状況下で、このように時間をかけて介護出来る環境(病状、家族の思い、本人の思い、医療体制の整備等)・時間あってのことであり、そのこと自体が現実的にむづかしい世の中になっています。
このようなご家族は、介護しているこの間に、家族の絆は強まり、生きる事、死ぬ事など死生観が育ち、生きていく力がプラスされます。
連休中に訪問看護が毎日介入した事を考えると、それはこのような結果につながらなかったように思います。
お休みの言い訳ではなく、やはり、私達はご家族、専門職の役割、立ち位置を考え、距離をおきながら訪問して行く事が大事!と思い、これから更にご家族の絆が強まり、しずかにお別れが出来るように歩んでいきましょ。