休憩時間の談話

A 看護師:昨日はお腹がすいて、訪問の帰りに気持ちが悪くなってしまったのよ。

今日は、大丈夫。飴を持ってきたから。

B 看護師:そうそう、昔から「くろ飴」ってあったわよね。

低血糖状態の改善や、飴を口に含むことで、なんとなく心がいやされる感じがするわね。

くろ飴 くろ飴。

C 看護師:以前、終末期の御利用者が熱を出したとき、3世代同じ敷地に住んでいるお孫さんたちが

それぞれ保冷 剤を持ち寄って下さいまし た。

御家族が、とっても大事にされていらっしゃる様子が伝わり、お元気な頃の御利用者について

尋ねてみました。

そしたら、いつも飴をキャンディポットやズボンのポットから出して、にこっと笑いながら手のひ

らに乗せて下さっていたそうです。

なに気ないしぐさですが、心とこころが通じ合う機会になっていたのでしょう。

そういえば、「飴」って 言葉は交わさなくても心が通じ合う1つのコミュニケーションになるものか

しらね~ 。たくさんはいらない、1個の飴のやり取りが良い。

たかが 飴、 されど 飴!!