AさんとBヘルパーさんとの会話で思ったこと。
それは、Aさんが、いつも行われているケアをいつもどおりに行われるように話している時でした。
Bヘルパーさんもいつもどおりに行うケアであり、もちろんわかりきっていることでした。
Aさんは、Bヘルパーさんのケアに対して不安や心配ごとがあるわけでもなく、むしろBヘルパーさんは大変信頼されているのにも関わらずのやり取りです。
AさんとBヘルパーさんは、おそらくいつも通りの会話をしているようでした。
いつもどおりにかわす言葉のキャッチボールが、そのやり取りこそが、当たり前の日常。
聞いていた私にはとても心地良く、自分自身で行われていた日常生活の当たり前のことが、元気な時には気がつかなかったであろうが、どんなに大切であり、その人らしく日々過ごすことにとつて重要なことなのかあらためて感じました。
一人で過ごす高齢者は、人との交流も少なくどんなにか安心につながることでしょう。