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今日も、秋晴れの青空を期待しましたが、曇ったりの不安定な空でしたね。
風が冷たくなってきました。
それでも、動くと汗ばみ、いつもの10月に比べると暖かい。
小児のお子さんは、体温調節が上手く出来ずに低体温に注意を払いますが
今年はまだそれ程でもないようです。
不安定な時期ほど体調を崩すことが多いようで、高齢者も入院が多い。
そんな中、2012年のノーベル医学生理学賞を、「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を
開発した山中伸弥(やまなか・しんや)京都大教授(50)ら2人に授与すると
発表がありました。
明るい希望のあるニュースです。
 再生医療や創薬への利用も期待されるそうです。日本人の受賞は2年ぶり
19人目で、医学生理学賞は25年ぶり2人目と。
iPS細胞を育てて作った体の細胞は、再生医療のほか、病気の仕組みの解明や、
新薬の安全性試験などに使える素材として期待され、患者自身の体の細胞から
作ると拒絶反応を回避できると期待されているそうです。
 皮膚や血液など既に成長した体細胞に遺伝子を組み込むことで、獲得した
特徴を白紙に戻し、さまざまな種類の細胞になる能力(多能性)と、ほぼ無限に
増殖できる能力を持たせた細胞。
iPSとは、INDUCED(人工)PLURIPOTENT(多能性)STEM CELL(幹細胞)」
の頭文字を取り、山中伸弥(やまなか・しんや)京都大教授が名付け、
小文字の「i」には、携帯音楽プレーヤーの「iPod(アイポッド)」のように
普及してほしいという願いが込められているそうです。
(上記内容は、共同通信社  10月9日(火) 配信されています。)
 授賞式は12月10日、ストックホルムで開かれるそうです。
ノーベル賞受賞と言うことに加えて、今後の医療の進歩、苦悩している
方がたへの明るい兆しにおめでとう、そしてありがとうございますという心境です。
10年ぐらい前、医師でありALSのA氏が話していたことを思い出します。
「あと、3年ぐらいしたら、ALSの薬が開発される・・・と。
出来る限り、進行を止めておきたい、と言いながらリハビリを頑張っていたのを
思い出しました。
希望がわいてきました!!
不治の病とされいる神経難病等で苦悩されているみなさまを始め、
多くの方々の為に、一日も早く新薬が開発されることを願うばかりです。